冬の俳句季語集!宿題で困るお子様のヒントに!
冬休みになると、
宿題に冬をテーマにした俳句が出されることがありますね。
子どもがわからない・・・と相談してきたらどうしますか?
俳句に必要なのは季語。
でも、普段俳句を書かないから、
どの言葉が一体季語なのか全然分からいない!
という人も多いはず。
そこで、冬休みの宿題に出された俳句でお困りのキミに、
冬の季語をご紹介!
ぜひ俳句を作る時の参考にしてみましょう!
冬の俳句クリスマス・正月の季語編。聖菓?降誕祭?初春?
冬休みのイベントといえば、クリスマスとお正月。
では、この二つのイベント関連では、
どんな季語があるのでしょうか?
まずはクリスマスの季語から紹介します。
クリスマスの季語には、
普段聞いたことがないような言葉があるので、
意味も一緒に解説していきます。
・降誕祭(こうたんさい)
クリスマスという意味です。
・聖夜(せいや)
クリスマスイブという意味。
・聖樹(せいじゅ)
クリスマスツリーのこと。
・聖菓(せいか)
クリスマスケーキの意味。
また、この他に、サンタクロース、クリスマス、
という言葉も、クリスマスの季語として俳句に使えます。
続いて、正月の季語を紹介します。
正月の季語は多いので、
使いやすい季語を一覧にまとめてみました。
元日、一月、睦月(むつき)正月、新年、数の子、
二日、三日、三が日、門松、餅、旧年、独楽(こま)、
初春、初夢、書き初め、年玉、年賀、羽子板(はごいた)、
福笑い、歌留多(かるた)、双六(すごろく)、寝正月、
宝船、鏡餅、初詣(はつもうで)、獅子舞、賀状(がじょう)、
年賀状、注連飾(しめかざり)。
これらの季語を使って、俳句を作ってみてください。
ちなみに、冬はこれ以外にもまだまだ季語があります。
年の瀬、大晦日、年越し、除夜の鐘、除夜、
師走、初雪、雪、氷、霜、霜柱、吹雪(ふぶき)、
北風、こたつ、毛皮、ストーブ、暖房、スキー、
スケート、布団、湯たんぽ、餅つき、ゆず湯、
冬眠、風邪、咳(せき)、鼻水なども、
冬の季語として使えますよ。
俳句の季語、冬の動物編。梟(ふくろう)?鮪(まぐろ)
俳句の季語には動物もあるんですよ。
続いては、
どんな動物が冬の季語として使えるのかを紹介します。
熊、羆(ひぐま)、狼、狐、狸(たぬき)、
鼬(いたち)、むささび、うさぎ、
水鳥、白鳥、梟(ふくろう)、鴨(かも)、
雀(すずめ)、シシャモ、鮫(さめ)、河豚(ふぐ)、
鮪(まぐろ)、鮟鱇(あんこう)、牡蠣(かき)。
以上が冬の季語に含まれる動物です。
ちなみに、植物だと冬の季語は以下の通りです。
冬菊、寒椿(かんつばき)、山茶花(さざんか)、
葉牡丹(はぼたん)、かぶ、キウイ、ゴボウ、
大根、人参、ネギ、白菜、レンコン。
こうして見ると、日常生活でよく見かけるものも、
意外と季語に含まれていたんですね。
だいたい冬の行事や旬の食べ物、
冬眠する動物などが、冬の季語になっているようです。
そのため、難しく考えずに、
冬の日常のことや、お正月の思い出などを題材にして、
俳句を考えてみてはどうでしょうか?
まとめ
冬の季語には、冬に使う道具や旬の食べ物、
お正月の風物詩などが含まれています。
外国の行事なので、俳句に向かないかな、
と思われがちのクリスマスも、ちゃんと季語があったんですね。
ぜひ冬の季語を上手く使って、
褒められるような俳句を作ってみましょう!