ふむふむ情報局

ふむふむ参考になる情報を集めた雑記ブログです。

俳句の宿題、冬をテーマにと言われたら…モチーフは身近なもの!

 

宿題に出て困ってしまうものと言えば…俳句。

 

日本古来の表現であり、

五七五の十七音という世界で最も短い詩。

 

感受性を育み、

豊かな言語感覚が身につくと言われています。

 

そんな理由もあって、

宿題に出る確率も高めなんですが…

 

どうしたら作れるのかよくわからない、

というのが本音!

 

冬がテーマの俳句の宿題。

実は身近なものをモチーフにする方が作りやすいんです!

お子様に教えてあげてくださいね! 

 

 

まず、冬の季語からモチーフを探してみる

 

f:id:homutsu:20171107234752j:plain

 

俳句には大きく二つのルールがあります。

 

①五七五の十七音であること

②一つの俳句に、必ず一つの季語を入れること

 

季語とは「季節をあらわす言葉」で、

これがないと川柳になってしまいます。

 

七五調のリズムに、季語を組み合わせるだけ。

俳句で感動や発見、

共鳴(心から同感すること)

を表現してみましょう。

 

まずは季語を知ることから。

季語がまとめられている「歳時記」は書店で手に入ります。

手軽なインターネット上にある季語のサイトをピックアップしてみました。

 

現代俳句データベース(現代俳句協会)

http://www.haiku-data.jp/kigo.html

 

きごさい歳時記(季語と歳時記の会)

igosai.sub.jp/27701-2

 

宿題のテーマは冬です。

私も冬の季語の中から、身近なモチーフを探してみました。

 

例えば…

おでん、釜揚うどん、湯豆腐、ズワイガニ、人参

ロッコリ、セロリ、干柿、みかん、雑炊

なんだかお腹がすいてくるラインナップです。

 

重ね着、着ぶくれ、マスク、セーター、布団

クリスマス、七五三、スケート、餅つき、火事

カタカナでも季語になるんですね!

難しい漢字だらけの季語を想像していたのでビックリ。

 

f:id:homutsu:20171107234815j:plain

 

私たちでもよく知っている言葉ですよね!

これなら、なんだか書けそうな気がしてきませんか?

 

・見つけた身近な季語から連想する風景をイメージしてみる

・実際に目の前のことを音に乗せてみる

・会話形式にしたり、人に例えたり、ものの見方を工夫する

・一枚の写真を見ながら作ってみる

 

俳句は短いのに、

いろいろな書き方があるんですね!

 

私が作りやすいと思ったのが、

季語の後付け。

 

季語は考えず、

七五または五七の部分から先に作るのです。

 

そこに当てはまる季語を付け加えて完成です!

 

思いきり 食べてみたいな ズワイガニ

会いたいと 夢見て眠る クリスマス

ロッコリ パーマしたての お母さん

 

頭で考えすぎず、

最初の一句を出してしまうのがコツ。

 

作っていくうちに

だんだん楽しい気分になるのが不思議です!

 

先生もクスッ!オモシロ俳句を作ってみる

 

f:id:homutsu:20171107234558j:plain

自分にぴったりの俳句の作り方に出会えましたか?

先生も思わず笑ってしまうような、オモシロ俳句が作れたら…

カギは、小学生の素直さ!

ピュアでファンタジー溢れる表現かと思えば、ぐさりと刺さる鋭い表現まで。

そのヒントを集めてみました。

 

冬休み 宿題めんどい ホトトギス

父さんの ダジャレすべって 寒い冬

こたつから 出てきた生き物 お母さん

寒い朝 ゴジラの気分で 白い息

獅子舞は 口から手が出て こわかった

 

俳句っぽい季語をくっつけただけ!

寒い冬に起こった、冬っぽい出来事をそのまま!

こたつで見た衝撃の光景を伝えたい!

自分がなりきってみる!

季語についての素直な感想!

そのままやり方を真似して、練習するのが上達への近道です。

 

それでも難しいというあなたに贈る、秘密兵器。

めちゃくちゃな組み合わせばかりですが、出てくる言葉は参考になります。

 

俳句自動作成ページ

http://jhaiku.com

 

 

冬休みの宿題で困っているお子さんがいたら、

ぜひ助けてあげてくださいね!

 

最後に一句。

宿題は 冬がテーマの 五七五