小豆島移住者が語るホントのところ!仕事、支援、環境などは?
1、小豆島に住みたい!雰囲気は?
小豆島で生活する上で1番の醍醐味は、
やっぱり海です!
小豆島を囲む瀬戸内海はまるで湖のように穏やかで、キラキラしています。
波がほとんど立たないので、揺れる水面が太陽に反射して輝いているのです。
その揺れすらも無い日は、海一面が島を映し出す鏡のようになり、その光景はすごくキレイですよ。
やる気が出ない朝でも、こんな海を眺めながら出勤し、嫌なことがあった帰り道も、鮮やかでピンクのようなオレンジに染まった空をバックに帰路につくことが出来るのは小豆島ならではないでしょうか。
私はこの海に惚れて移住を決めたので、海の見える家を探して住み始めました。
毎日表情を変える海を見ながらの生活は、最高です!
2、生活費はどのくらいかかる?
小豆島は橋がない島なので、荷物はすべてフェリーで運ばれてきます。
その為、車などの大きな買い物をする際は輸送費などがかかり割高になります。
しかしスーパーで食材や日用品を買う際は、島外と比べても価格に違いはほとんどありません。
大手チェーンのスーパーやドラッグストア、ホームセンターや家電量販店などもあるので、島外と変わりなく買い物ができます。
また小豆島の農家さんが直接卸している産直市場もあるので、特に野菜は安く購入できますよ。採れたての旬の野菜が並んでいて、安くておいしいものばかりです。
毎月かかる大きな出費と言えば家賃。
都会と比べると圧倒的に安く借りられます。
マンションはほとんどなく、アパートや戸建てがメインで、寮などを除くと単身用の物件はあまりありません。
しかし築年数の古い家でも良ければ、2~3万円台で一軒家に住めちゃいます。
家をDIYやリノベーションするのも楽しみの一つですね。
家探しは空き家バンクを利用するのがスムーズです。
小豆島は土庄町と小豆島町の2つに分かれており、それぞれの町がホームページに空き家を公開しているので、島外からでも物件を探すことが出来ます。
私も移住前に空き家バンクで物件を探して申請し、一度内見してから引っ越しました。
距離や時間はかかりますが、メールや電話でやりとりできるのですごく便利でした。
その他の出費で大きいものは交通費が挙げられます。
車移動がメインになるのでガソリン代はかかりますが、小豆島にはガソリン代を割り引く離島手当のような制度があるので、島外より少しお得です。
車以外の交通手段はバスが主要になります。
2017年からバス料金は最大300円になり、かなり使いやすくなりました。
乗継でも乗降時に運転手さんに申請すれば、最大300円で目的地まで行くことが出来ます。
3、小豆島移住後の仕事は?車なしでもOK?
小豆島にはタウンワークのような求人情報誌はありません。
移住後の仕事探しはハローワークを利用すると良いでしょう。
移住してから仕事を探す事も出来ますが、寮を完備している企業も多いので、移住前に仕事を決めて、寮生活の中で島に慣れてから新居を探すのも一つの手段です。
職種はホテルや飲食店などの観光業が多いですが、小豆島の名産であるオリーブや醤油、素麺や佃煮の製造の仕事も多くあります。
ですが給与は島外に比べるとかなり低くなるので、ある程度の覚悟は必要でしょう。
求人票を見てもらえればわかりますが、そのほとんどが自動車免許必須になっています。住む場所にもよりますが、生活にも仕事にも車は必須です。
一家に一台ではなく一人一台所有している家庭がほとんどです。
あると便利というレベルではなく、ないと不便という感覚です。
おわりに
いかがでしたか?
小豆島の生活は他の小さな島に比べると、色々なものが揃っているので比較的暮らしやすく移住に適した島です。
移住希望者と移住者の交流会なども開催されているので、一度参加されてみてはいかがでしょうか。