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日本には休火山と活火山のどちらが多いの?噴火する可能性は?

2018年に入って

1ヶ月も経たないうちに、

草津白根山が噴火するという

衝撃的な災害が発生しましたね。

 

 

そのニュースを見て、

日本にはどのくらいの火山があるのか、

気になってしまう人も多いと思います。

 

 

そこで今回は、日本には現在、

休火山と活火山はどれくらいあるのか、

また、それらはいずれ噴火する

危険性があるのかを解説します。

 

 

日本に存在する休火山と活火山の数

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実は、現在日本には休火山というものが存在せず、

全国にある111の火山は、全て活火山なんです。

 

 

でも少し前までは、

富士山は休火山だから噴火することはない、

という話を聞いたことはありませんか?

 

 

ところが、火山の定義が変更されたことによって、

日本にある火山はすべて活火山と呼ばれるんですよ。

 

 

以前の定義では活火山とは、

現在も噴火活動をしている火山のことで、

休火山とは、現在は噴火活動していない

火山のことでした。

 

 

ちなみにこの他にも、噴火の記録がない火山のことは、

死火山(しかざん)と呼ばれていました。

 

 

それが2003年になると、

『過去1万年以内に噴火したことのある火山と、

現在活発的な噴気のある火山』は全て、

活火山と呼ばれることになったんです。

 

 

更に簡単にいうと、

つまり1万年前から現在までに、

噴火したり、現在も活動している火山は全部、

活火山に分類されるということなんですね。

 

 

今まで日本には休火山と活火山がある、

と思っていたので、これはなかなか衝撃的です。

 

 

日本にはいつの間にか、

休火山がなくなっていた、

ということなんですよ。

 

 

昔、死火山だと思われていた火山が

噴火したことがあって、

それから死火山や休火山などと分類するのは、

あんまり意味がないだろう、

と思われるようになり、

定義が見直されていきました。

 

 

そして現在、

日本全国には111もの

活火山が存在しています。

 

 

日本の火山の一覧と分布は、

下記のURLから確認できるので、

もし気になったら見てみてください。

 

 

http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

 

 

日本に存在する火山が111もあるって、

かなりの多い数なので

噴火した時の心配がありますよね。

 

 

実際にこれまで噴火が起きて、

火山災害が発生したこともあるし、

他の火山が噴火する可能性って

やっぱり気になってしまいます。

 

 

日本に存在する火山はいずれ噴火するの?

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日本にある火山は、今は活動していなくても、

いずれ噴火してしまう可能性は大きいとされています。

 

 

現在、日本の火山はどれくらい活動が活発なのか、

また過去1万年以内に噴火が発生したかによって、

A、B、C、その他でランク付けされています。

 

 

ランクがAだと、

最も活動が活発であるため、

噴火する可能性が高い、

もしくは日常的に小規模な噴火を

繰り返している場合があるんですよ。

 

 

ただ、実際にいつどこで噴火するかは、

現状では予測が困難とされています。

 

 

しかも火山噴火の専門家によっても、

予測・予知は不可能なのか、

可能なのかの意見が分かれているので、

まだまだ火山の知識のない私たちは安心できませんね。

 

 

 

休火山や死火山だった火山が突然噴火する、

ということも実際に起きていますので、

とにかく油断できない状況です。

 

 

もし火山登山する場合は、

気象庁の噴火警報を確認したり、

避難経路を調べておくなど、

安全対策を万全にしておきましょう。

 

 

下記のURLから、火山へ登山する場合に必要な備えが記載されているので、

ぜひ読んでおいてください。

 

 

http://www.bousai.go.jp/kazan/kazan_sonae/index.html

 

 

 

まとめ

 

日本には休火山は存在せず、全て活火山に分類されています。

 

 

国内には111もの活火山があり、どれだけ火山活動が活発なのか、

A、B、C、その他でランク分けがされているんですよ。

 

 

ただし、具体的にどの山がいつ、どれくらいの規模で噴火する、

というのは現段階では的確な予知が難しいので、

もし火山に登ったり、近辺に行くのでしたら、

備えをしっかりとしていってくださいね。

 

 

気象庁などで情報を集めておくことも大事ですよ!