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乳アレルギーの我が子にケーキを手作り!豆乳ホイップが神がかっていた…

 

甘いもの好きですか?筆者は大好きです、お酒の次に。

甘いお菓子、疲れた時に最高ですよね。

美味しいものってカロリー高いんですよ…

でも、『カロリー』と『くさい』は、とりあえず美味しい!と筆者は考えています。

チョコレート、ビール、ニンニク、ジンギスカンが大好きなんです。

 

でも今回は『カロリー』でも『くさいもの』でもなく、もちろん筆者が好きな食べ物の話でもありません。

食物アレルギーのこと、ちょっとお話させてくださいね。

 

 

【アレルギー兄弟】

 

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筆者には4人の息子がいます。中学2年と小学6年、保育園児2人。

家の中は毎日バタバタギャーギャー。静かな空間はありません。

 

そして現代っ子ならでは、4人とも何かしらのアレルギーを持っています。

 

紹介すると、

長男(13)⇒そばアレルギー・アトピー性皮膚炎・小児喘息

次男(12)⇒キウイアレルギー・アトピー性皮膚炎・アトピー性鼻炎・小児喘息

三男(4)⇒アトピー性皮膚炎・小児喘息

四男(2)⇒乳アレルギー・アトピー性皮膚炎・小児喘息

と、こんな感じ。

 

 

『小さいころ清潔な環境で育って、いろんな免疫がつけられずに

アレルギー疾患になる子どもが増えている可能性がある』らしいです。

昔と違って、抗菌・除菌グッズが増えて子育て環境が清潔になってきていますよね。

 

筆者が子どものころは3秒ルールが存在し、地面に落ちても3秒以内に拾えば食べられました。

学校帰り、のどが渇いたから近くの小川の水を飲んだり、道端に生っている木の実を食べたり。

手を洗うのも水だけでちゃちゃっと。石けんなんて使いません。

 

 

食物アレルギーに関してですが、

『妊娠中や授乳中にアレルゲンとなる食べ物を避けると子どもがアレルギーにならない』

と考えられていたこともあります。

けれど実際、予防には繋がらないみたいですよ。

 

『離乳食の開始時期を遅らせたほうがアレルギーになりにくい』

これも間違いだそう。

時期になったら少量ずつ食べさせたほうが予防効果が高く、

遅らせることで食物アレルギーの発症リスクが高まるんだそうです。

 

あとは、肌荒れと食物アレルギーは関係あるとのこと。

肌荒れで炎症を起こしている皮膚に食べ物が付着すると

抗体が作られてアレルギー反応を起こすリスクが高まります。

なので、赤ちゃんの時からスキンケアをして肌の炎症を防ぐことが、

食物アレルギーの予防にもなる可能性があると考えられているそうです。

 

 

【アレルギーでも大丈夫なパンとの出会い】

乳アレルギーの四男は、発覚してから乳を使用したものは摂取していません。

顆粒だしにも乳が使われていたり、今までそんなに気にしなかった成分表を眺める時間が増えました。

「こんなものにも乳使ってるの?」と思うこともしょっちゅう。

成長してきてご飯を食べられるようになっても、

卵ボーロやウエハース、ビスケットみたいな甘めのおやつには乳が入っているので食べられません。

 

不使用のおやつを見つけても、種類がないからいつも同じもの。

それに、兄ちゃんたちがいつも食べているふわふわのパン。

こればっかりはあきらめていました。

 

けれど、ネット検索してみたら、乳・卵不使用のパン屋さんを発見。

石川県で営業されている『トントンハウス』さんです。

通販もやっているとのことだったので、頼んでみました。

 

送料がかかるので、どうしても割高に思えますが、

ひとつひとつの値段はほかのパン屋さんとそんなに変わりません。

食パン・ロールパン・メロンパン・クリームパン・チョコパン・総菜パン。

さらには手作りパンをご家庭で作れるような生地も販売されていました。

店長さんの人柄もやさしくて癒されます!

 

冷凍で届く手作りパン。普段は冷凍庫に保存、食べたいときいつでも食べられます。

おいしい温め方もちゃんと教えてくれています!

 

四男が生まれて初めて食べたパンは、この子にとって忘れられない味であってほしいと願っています。

 

 

【探せばあるある】

乳アレルギーだからまだ、探せば割と食べられるものが見つかります。

けどこれが小麦や大豆アレルギーだったら…

 

調べてみると、しょう油・味噌は穀物や米から出来たものがあるそうですよ。

ひえしょう油・きびしょう油・あわしょう油・米しょう油

あわの味噌・ひえの味噌・きびの味噌・米の味噌

(ひえ・あわ・きび…雑穀です)

これらは大豆・麦とも入っていないので代替食品として使用できます。

 

そして小麦の代わりで代表的なのは米粉ですね。

ただ、一部の米粉にはアレルゲンとなる小麦グルテンが含まれているものもあるそうなので、

必ず確認してから購入しましょう。

 

アレルギーがあっても、こういった代替食品のおかげで

家族みんな同じメニューにできるのはとても嬉しいです。

 

 

【アレルギー対応のケーキの味】

1年前のクリスマス、乳不使用のケーキを買ってみました。

正直な感想は「なんだか薬クサい?」

みんなで試食してみましたが、四男はほとんど食べず…次男だけは「うまいじゃん」。

 

筆者の個人的な感想なので、不快に思った方がいたらごめんなさい。

 

そういうことがあったから、今回のクリスマスはケーキを手作り!!!

オーブン無いからフライパンでできるミルクレープ。

 

家にストックしている乳不使用のホットケーキミックスと牛乳代わりにアーモンドミルク、

車で30分かかるスーパーで取り扱っている『豆乳ホイップ』、これだけでOK!

あとはイチゴも途中途中にはさんで、最後の飾りつけは子どもたちと。

 

前回食べたケーキと比べて、全然違いました。おいしい!!!

豆乳ホイップは生クリームと違って結構あっさりしています。

砂糖を入れても全くくどくならず、生クリームが苦手でもうすぐアラフォーになる筆者も軽く食べられました。

子どもたちも満足したようです。

 

 

前回食べたケーキも今回手作りしたケーキも、使用しているのはそんなに変わらないと思います。

むしろ今回の方が簡単で手抜きケーキ。

でも、手作りで楽しくできたことは美味しさに一役買っているんじゃないかな?

 

 

【楽しんでいこう!】

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もし自分の子に食物アレルギーが発覚しても、自分を責めたり思いつめないでくださいね。

 

食物アレルギーの子が増えている今の時代、その代わりとなる代替食品もとても増えてきています。

出来ることはたくさんあります。

 

最初のころは不安でした。こんなずぼらな自分に出来るのかって…。でも何とかなっています。

 

むしろ筆者にとって、乳アレルギーの息子がいてくれたからこそ『食』での思い出が増えました。

楽しく食物アレルギーと向き合っていけたら、それが一番いいですよね。