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会社行事に参加しない新入社員が急増!その心理や説得方法は?

「上司や先輩の言うことは絶対」

 

というタテ社会で生き残ってきた方々にとっては、

最近の自由過ぎる新入社員には

怒りや苛立ちを

覚えていらっしゃることと思います。

 

私の職場にもそういった

自由すぎるのか常識がないのか、

何も考えていないのか、

もしくは頭おかしいのか?

と思うような新人たちがいました。

 

たまに新人でもない

中年でもいましたけどね。

 

新入社員の問題でよくあるのが、

個人的な飲み会の誘いならまだしも、

会社の忘年会・新年会や歓送迎会、

もしくは社員旅行などの親睦も兼ねた

イベントでさえも

平気で欠席する人たちがいる

ということです。

 

全員が行きたくて

行っているわけではないけど、

半分仕事として、職場の仲間と

うまくやっていくためには

こういう場を利用しないと、

という思いでみんな渋々参加しているのに

 

「いや自分金ないんでー」

とか

「ちょっと用事あるんですよねー」

などとどうでもよさそうな

理由で断ってきます。

 

一体どういう心理なのか、

なぜ最近の新入社員はこうなのか、

どう切り出せば納得させられる

または参加させられる

ことができるのでしょうか。

 

 

 

世代が違うのか?会社行事に関心がない新入社員のホンネって?

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よく言われるのは

ゆとり世代だから~」

というセリフです。

 

ゆとり世代とは、ご存じの通り

1987年4月2日~2004年4月1日

までに生まれた世代です。

 

授業時間を減らして

完全週休二日制にしたり

課外活動を増やすなど、

詰め込み型の教育を問題視し、

豊かな人間性をはぐくむ目的で

取り入れられた教育制度です。

 

この結果、ゆとり世代

 

学業に対する意識が低く、

打たれ弱くて

甘ったれた人間に育ってしまった

 

と言われています。

 

全員がそうとは限りませんが、

確かにやる気がなくて

うまく楽な方に逃げようとする

タイプが多い気がします。

 

でも、本当にゆとり世代だから

そうなのかというと、

ゆとり後の世代が

まだ社会に出ていないので

断言はできません。

 

「今年の新入社員は~」

とか

「最近の若いもんは~」

というのは

昔から言われ続けてきたことなので、

ただ単に社会経験の浅さから

というのも考えられます。

 

そして、

そんな若者に育ってしまったのは、

育てる親や家族、

学校の先生など

周りの大人や友人

先輩の影響を受けたからです。

 

自分もその周りの人間に

入っていませんか?

 

自分の子どもは

こうはならないと

言い切れますか?

 

もしかしたらもっと

酷い新入社員に

育ってしまうかもしれませんよ。

 

一方、当の本人たちは

どう思っているのでしょうか。

 

周りのゆとり世代

新入社員たちに話を聞いてみると、

ゆとり世代

と言われることについて、

 

慣れてはいるけど嫌だと思っている

と話していました。

 

また、自分たちは

「さとり世代」

だとも言っていました。

 

みんなその世代だというだけで

「ゆとり」というレッテルを貼られ、

ことある毎に

ゆとりゆとりと言われ続けて育ち、

そのせいで諦めグセや

割り切ってしまう性質が

身についてしまったようです。

 

「どうせ会社行事に行っても行かなくても何も変わらない」

「行って何が得られるのか」

「自分が行かなくても誰か行くでしょ」

「ならいっそ無駄にお金を使うべきではない」

 

といった変に悟ったような

ひねくれた性格に

育ってしまっているんです。

 

そうさせてしまったのは、

「ゆとり」=「できない、落ちこぼれ」

などと決めつけ、

そういう扱いをしてしまった

周りの大人たちにもあるはずです。

 

 

会社行事を気持ちよく行うための、新入社員の誘い方!

 

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では、そんなゆとり世代たちを

会社行事にうまく誘い出す方法は

ないのでしょうか?

 

1.盛り上げ役をまかせる

「幹事」として任せると

抵抗を持つかもしれませんが、

同期や若手みんなで

盛り上げ役を任せると、

企画からお店の予約、

出欠とりなど

楽しみながらやってくれるはずです。

 

若い世代は一人では

自己主張も少なく大人しいですが、

仲間が集まると

急に騒がしくなる人も

多い傾向にあります。

 

まだ学生感覚も抜けていないので、

サークルの飲み会感覚で

仕切ってくれるでしょう。

 

2.楽しいことをアピールする

新入社員が「行かない」

と言っても、

他のみんなが

「楽しみだねー。

去年はどうのこうのでー」

などと楽しそうに話していると

自分だけ楽しめないと感じたり、

 

「忘年会のビンゴの景品が毎年超豪華」

 

などとお得情報を吹き込めば

参加したくなるはずです。

 

3.堅苦しい行事ではないと伝える

普段は険しい顔の上司も

飲み会の時はじょう舌になり

とても気さくだとか、

恒例の〇〇部長の一発芸があるとか、

毎年この職員旅行でカップルが誕生している

 

といった堅苦しい行事ではないので

気軽に参加できますよ

といった助言をしてあげると、

新入社員も参加してみても

いいかなという気になるでしょう。

 

4.社会人としてのマナーを説く

新入社員のキャラによっては

逆効果かもしれませんが、

いずれはこれをわからせないと

いけない時が来ます。

 

社会人としてやはり、

会社行事は仕事の延長でもあり、

上司や同僚とうまくやっていき

自分を売り込むためにも

参加は基本中の基本。

 

参加しないことは

失礼にあたると

分からせてあげるべきです。

 

 

 

まとめ

 

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ゆとり世代の新入社員には

なかなか何を言っても

納得してもらえず

私も苦戦しました。

 

ついカッとなって強く言っても

「何アツくなってんですか」

とあっさりとかわされ、

こっちが恥をかかされる

ということもありました。

 

だんだんこちらも悟ってきて、

最近では

「言っても分からないような人には

言ったって無駄だな」

と思うようになりました。

言われないと分からないうちは

心底そうは思っていません。

 

けどいずれ、

言われなくても

自分でそう思うようになる、

そうなった時が

本当に成長した時なんです。

 

今は会社行事の大事さが分からなくても

そのうち分かってくるはずですので、

無理強いや価値観の押し付けはせず、

参加してみてもいいかも

と思わせる程度の説得を

ためしてみてください。