もらった年賀状のゆくえ―いつまで保管?処分に困ったときに読んでください
昔に比べて非常に便利な世の中になりましたね。
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」も
今はほとんどメールやラインです。
手間もかからないし、簡単だし…
でも、年賀状って良いですよね、日本らしくて。
人とのつながりが形になって、新しい年の始まりに届くもの。
まだ10代の頃、友達へ送る年賀状を冬休みに入ってすぐに書き、
新年を迎え友達からの年賀状をソワソワしながら待つ。
そんな風に、とても楽しみで嬉しかった思い出があります。
けど、もらった年賀状っていつもどうしていますか?
【年賀状ってずっと持っておくべき?】
大事な人からもらった年賀状や家族写真がのった年賀状。
何年も何年もずっと閉まったままにしてませんか?
「捨てるのも悪い気がする…」
「相手の連絡先が書いてあるから捨てるのもちょっと…」
自分だけの事じゃないから、いろいろ考えちゃいますよね。
でも、実は捨てちゃっても大丈夫なんです!
むしろ風水的に言うと、古いものをずっと持ち続けていると運気が下がるらしいんです。
2~3年単位で処分するのが一番良いみたい。
喪中だったり引っ越しの前後で住所が違っていたりで、
確認のために2~3年間は保管しておいたほうが良いそうです。
そして、その周期で処分。
もちろん、10年以上も貰った年賀状をきちんと保管している方もいらっしゃいますし、
お年玉付き年賀状の場合は当選番号確認後に処分している方もいらっしゃるでしょうし、
処分時期は人それぞれでOKだと思います。
筆者は典型的な捨てられネーゼなので、
保管というより放置。すみません…
一番ダメなパターンですね。
でもちゃんと可愛い缶に入れてますよ。
そもそも自分が送った年賀状を捨てられて怒る人はいないと思います。
というか、捨てられたかどうかもわからないですよね。
処分するときは自分と相手の住所がわかる部分をマジックなどで消して
紙袋にまとめたりガムテープなどでぐるぐる巻きにすれば
安心して処分できますよ。
それでも捨てることに後ろめたさを感じるのはやっぱり人情です。
【製本にもできる!?】
せっかく処分せずに保管しておくなら、ただただ輪ゴムでまとめておくより
かわいくしておきたいですよね。
はがきサイズの製本キットも販売されているようですし、
マスキングテープやガムテープを使って手作りで製本している方もいらっしゃいます。
作り方も簡単だし時間もかからない製本作り。
キットを買うより100均で好きな柄のマスキングテープを買って作った方が
お金もかからないし手作りだから愛着もわくかも…
と個人的に思いました。
もらった年賀状、お部屋のインテリアの一部として溶け込ませてみてはどうですか?
【新年のあいさつは年賀状で】
そもそも年賀状って、年の始まりのあいさつ回りに代わるものですよね。
遠くに住む親戚や友達に出して
「直接会って言えないけど、旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。」
子どもの頃、歩いていける距離に住んでいた幼なじみと、
毎年のように年賀状のやりとりをしていた筆者。
直接元旦に持っていった方が早いし、何より直接言える距離なのに。
けれど、大人になって年賀状を書くこともなくなり
届く年賀状も少なくなりました。
中2と小6の筆者の息子たちなんて一度も書いたこと無いんじゃないかな…
みんなLINEで新年のごあいさつ。やっぱりちょっと寂しいですね…
「俺に年賀状来ない…」っていうけど
そりゃそうだ。お前も出してないだろ?と心の中で叫んでしまいました。
近所の友達に書いて出せば良かったのに。
世の中が便利になった分、古き良き日本が少なくなってきています。
紙媒体のものがどんどん姿を消していってる気がします。
けれど年賀状だけは、これからもずっとこの日本にあり続けていってほしいな…
しばらく何年も年賀状を出していない人、次回から出してみてはどうですか?
保管方法も処分の時期もわかったので、
改めて「次こそは年賀状を出そう」と決意した筆者です。