親の老後に不安!行動しておかないと後悔する単純な一つのこととは?
皆さんのご両親はまだご健在ですか?「長寿の国 日本」
と言われていますがそれは「寿命」が延びているだけで
本当に大事なのは「健康寿命」です。歩けたり、自分のことが
自分で出来る、生活できることが必要なのです。今、元気でも
急に始まるかもしれない「介護」のこと。皆さんどれだけ考えていますか?
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親の介護で退職?仕事との両立は出来る?
介護の始まりは急ではありません。ただ、もしかしたら介護を
しないといけないんじゃないか?と感じ始めることはあると思います。
それは病気だったり事故だったり、何かしらきっかけが起きてから
一旦は病院に行きますからね。
筆者の親も介護経験者です。実際に私も手伝ったりしていたので
その辛さは近くで見ていたのでわかります。
仕事との両立ができるかは、どれだけの介護が必要なのか。
他からの手助けがあるのかで分かれます。施設に入れるのか、
家で全て自分で介護するのか…自分のことがどれだけ出来るのか。
あとは「自分がどれだけ頑張るのか」という所だと思います。
筆者の母親は、祖母が急に倒れてそのまま入院。施設に転院。
転院を3回ほど繰り返して、最期は体調が悪くなり入院して…という
状態でした。その期間は5年程。着替えを持って行ったり
お金の準備をしたり、施設の人と話したりなどすべてしていました。
一見、介護なの?と言われそうですが、問題は祖母がいなくなった後に
残った祖父の方でした。昔ながらの昭和の男でしたので家事は一切しない
自分のことは何もしない人なので、母が洗濯やご飯などすべて一人で
していました。
祖父は病気持ちだけど寝たきりではない。着替えや排泄は出来るので
介護レベルも上がらないので施設にも入れない。なので近居している母が
毎日ご飯を持って行って掃除して、定期的に病院に連れて行って…と
母も仕事がある中で毎日がんばってしています。
仕事との両立はしています。パートで午前か午後かの数時間のみだから
両立できているのが現状です。ですから、フルタイムで働いている人
休みが少ない人という方はなかなか難しいかと思います。
実際、母の知り合いや職場の人でも「親の介護」という理由で退職された
方が何人もいらっしゃったそうです。
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介護の天敵?家族がストレスの原因になる⁉
介護で大切なのが「理解」だと思うのです。兄弟や子供、そして旦那、
職場など多くの理解者が必要です。「親の老後をどうするか」というのは
子供全員で考える必要があるかと思います。
母は実際、弟がいて私には「叔父」になるわけですが、実はこの人
先ほど話した祖父母と同居していました。なんなら現在も祖父と同居中です。
なのに、祖父のことは一切しません。祖母が施設にいるときも
会いに行ってはいても着替えなどの準備はしていません。
このように、兄弟がいても金銭的援助も介護の援助もしない人も
いるわけです。一概には言えませんが介護を一人でするのがどれだけの
負担なのか考えないといけません。
兄弟が遠方にいる、自分が遠方にいる、子供は自分だけなど
それぞれの状況にもよりますが、いずれ来るかもしれない「いざ」
という時を考えることが必要かと思います。
筆者はまだ20代ですが、親の老後について兄弟で話し合ったことが
あります。母の要望も聞いてあります。これは兄弟で共有していて
何十年後かもしれないけど、来年かもしれない。本当にいつ起きても
おかしくないこととして考えているからです。
考えておこう!親の老後、将来の不安!
考えるだけなら今からでもできますよね!実際に起きてからでは
時間が足りません。一番いいのは親へどうして欲しいか聞いておく
ことではないでしょうか?その上で、兄弟間での話し合いや協力を
話しておきましょう。